こんにちは、さくらハートフルサービスです。
梅雨も本格的になり、お日様が恋しい毎日ですね。
ジメジメとした日が続くこのシーズンは、食中毒菌の繁殖が活発になる時期です。
食品の有機物汚れ、調理器具に付いた食品汚れがあれば、
それを栄養にドンドン増殖していきます。
今日は、食中毒対策についてご紹介いたします。
6月以降に増える食中毒で多いのは、カンピロバクター、ブドウ球菌、ウェルシュ菌の3種類です。
それぞれの特徴をまとめてみました。
・カンピロバクター
空気にさらされると死滅するが、10℃以下のところでは生き続ける。
原因食品は鶏肉(刺身&半生製品)、牛生レバー及び加熱不足の鶏肉など。
潜伏期間は2~5日間で、症状は下痢、腹痛、発熱、頭痛、悪寒、おう吐など。
・ブドウ球菌
熱や乾燥に強く、酸性やアルカリ性が強いところでも増殖する。
原因食品はおにぎり、弁当類、菓子類など。
潜伏期間は0.5~6時間で、症状は悪心、おう吐など。
通常24時間以内に改善する。
・ウェルシュ菌
空気のないところを好み、大量の食材を調理するときに起こりがち。
原因食品は肉類や魚介類を使った、たんぱく食品など。
潜伏期間は6~18時間で、症状は腹痛や下痢、吐き気。
おう吐を伴う場合は、横向きの吐きやすい体位がよいでしょう。
仰向けに寝ると、おう吐物が気道に詰まり、窒息してしまう恐れがあります。
下痢止めを使用すると、原因菌が体内にとどまることになってしまうので、
使わないでください。
スポーツドリンクなどを少しずつ摂取して、脱水症状にならないようにしましょう。
食中毒は、重症化すると死に至るケースもあるため、早めに医療機関へ行きましょう。
受診の際は手がかりとして、原因と思われる食品を持参するとなおよいです。
家庭での食中毒を予防するには、次の5つが大事です。
●料理に使う食材は、低温で保管する。
●食品の中心部までしっかりと加熱する。
●まな板、包丁、ふきんなどは、熱湯や漂白剤で殺菌する。
●食べ物と調理器具・容器を分けて作業&保存を行う。
●調理後の料理は早めに食べる、または低温で保管する。
調理をする前には必ず手洗いをするのはもちろんですが、
調理中も生の肉や魚などに触れたら手洗いをすることが大切です。
お弁当などを作る場合は、傷みにくい食材を使用したり、
しっかりと冷ましてからフタをするなど、水分が出ないように
工夫することが必要です。
食中毒はとてもこわいものですが、正しい知識や予防法を知ることで
ある程度は防ぐことができます。
食品の取り扱いに十分注意して、この時期を乗り越えていきましょう!
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